クラウドマイニングを使ったビットコインの採掘で定期収入:Hashflare(ハッシュフレア)の利用方法
最近の暗号通貨業界はというと、名前の通った企業や機関が参入を初めており、昨年より盛り上がっているように思います。新しい、おもしろい、興味深い暗号通貨もたくさん出てくると思います。しかし、際限なく現れる暗号通貨に新たな投資をし続けられる人はそうそういないでしょう。
そういう私も暗号通貨に投資し始めて1年が経過しましたが、新たに投資する資金はもうありません(笑)そして、基本ガチホのためやることがなくなってきました。あとは投資したプロジェクトの監視と情報収集ぐらいでしょう。
と思っていましたが、再度いろいろ妄想してみました。暗号通貨の価値の上昇以外に、暗号通貨が使われ始めると通貨の流通量が増えていきます。それに比例して暗号通貨取引の承認作業が増え、承認の報酬機会あるいは報酬額が増えると予想できます。つまり、マイニング(採掘)はもう何年かはいけるんじゃないか? と考えました。
自分で行うBTCマイニングについては以下の記事にまとめましたが、初期投資とランニングコストが大きい割にリターンが少なく、日本で行う場合は割に合わないと考えています。電気代の安い国や機器の冷却コストの安い、寒い国でのマイニングなら成立しやすいと予想できます。
とすると、そのような国でマイニングを行っている事業者への投資なら儲かるのでは? そう考えてシミュレーションを行ってみました。
投資先の選択
まず、マイニングを行っている会社をざっとリサーチ、あまり情報がなく、私自身が信用しきれないところを除外しました。 次に、それぞれの会社情報、関連情報をあさり、リスクの低そうな2つを選びました。
1. Genesis mining
2. Hashflare
上記のどちらもクラウドマイニングという分類で、ハッシュパワー(計算能力)を購入するだけでマイニングをスタートできます。マイニング自体は相手企業が行ってくれますが、メンテナンスフィー(保守料金)としてマイニングされたBTCからいくらか引かれます。
Genesis miningの方がリターンは大きいと思いますが、すべての商品が売り切れ・・・・人気なんでしょうね。待っていてもなかなか再開されませんでした。買えなければ仕方ないです。自動的にHashflareに投資する方向で検討を進めました。
どちらも海外の企業ですから、突然連絡がつかなくなったり、倒産してもなかなか法的な手段を取ることは難しいと思います。なので、投資額は最小限で始めようと思います。
Hashflareの特徴やコスト
こちらもハッシュパワーを購入し、マイニング自体は相手企業が行ってくれるクラウドマイニングです。
マイニング可能な暗号通貨は、
1. BTC(ビットコイン)
2. LTC(ライトコイン)
3. ETH(イーサリウム)
4. ZEC(ジーキャッシュ)
5. DASH(ダッシュ)
の5つで、それぞれに適したハッシュパワーを販売しています。
マイニング効率と報酬を調べると、BTCが一番多く報酬を受け取れるようですので、投資対象はBTCマイニングとします。BTCのハッシュパワーの購入単位は10GHzで、 $0.8(約87円)となっています。さらに、25%や30%の割引キャンペーンが結構あるので割安で購入できると思います。契約期間は1年間です。
この他に、メンテナンス費用として、24時間で、10GHzあたり $0.0035(約0.385円)をBTCで取られます。つまり、BTC価格が上がればこの値も下がり、利益が増すということです!
数字だけ言われてもわかりにくいと思いますので、1万円を投資しようとした場合を考えてみましょう。
購入可能なハッシュパワー:1149 GHz(1.149 THz)
メンテナンス費用:0.385 円 x 1149 GHz ÷ 10 GHz x 365日 ≒ 16,146 円/年
マイニング報酬:0.00004709 BTC x 365日 = 0.01718785 BTC/年
1 BTCが100万円とすると、年間報酬は17,187.85円ですが、
500万円に上がっていたとすると・・・・? 年間報酬は85,939.25円となり、年間で8倍になって返ってきます!
まぁ、あくまで試算で、BTCの難易度調整や報酬額の変化、BTC価格などの不確定要素を含んでいますので実際にどのくらいのリターンかはやってみないとわかりません。(次のBTC半減期は2020年5月の予定です。)
でも、どう考えてもマイナスにはならなそうですね!
これは投資のメリットは大きいと思いませんか? BTC価格が変わらなくても年利70%ですよ?
Hashflareに登録しよう
https://hashflare.io/ にアクセスします。この画面が出ますね?
右上の ”三” をクリックすると下のようなメニューが出ます。
表示が日本語じゃなかったら言語選択から日本語を選んでください。
登録は”登録”から。
メールアドレス入力、国籍選択、パスワード入力と確認のため再度入力、誕生日を表記のフォーマットで入力し、「私はロボットではありません」にチェックして車関係の画像をクリック、登録ボタンで登録です。
そうすると、登録したメールアドレスに下のようなメールが来るのでリンクをクリックしてメールアドレスが正しいことを教えてあげてください。
認証が無事に完了したらログインしましょう。 登録したメールアドレスとパスワードを入力し、またまた「私はロボットではありません」にチェックしてGoogleの自動運転技術の向上に貢献し、ログインボタンでログインです。
ログインすると、下のような画面になります。ただ、ハッシュパワーを購入していない人はグラフやBTC数値は0になっていると思います。
ログインしたら、まずは2段階認証を有効にしましょう!
今度は左上の”三”をクリックしてメニューを表示させ、歯車をクリック。
下にスクロールして”2-factor authentication”を有効にしてください。(有効になっていると、下の図のようにDisableボタンが表示されます。)
これで登録は完了です。
ハッシュパワーを購入しよう
早速ハッシュパワーを購入してマイニングを始めてみましょう。 メニューから”カートマーク”をクリックし、下図のようにします。今回はBTCなので、SHA-256を選びます。ちなみに、ScryptはLTC、ETHASHはETHです。
購入したいハッシュパワーの数量をスライドで選択するか、数値を入力して決定します。(次ページで修正も可能です。)
決まったら”続行する”ボタンを押してください。
購入量が正しいか確認してください。もし変更したい場合もここの数値を変えれば変更できます。
また、割引クーポンがある場合は、下の”コードを使う”からクーポン番号を入れることで使用できます。
問題がなければ”支払い方法の選択”に進んでください。
はじめての購入時にはBTCかクレジットカードでの決済のみです。
カード決済は普通のではなく、かなり面倒なのでBTCをお勧めします。
マイニングで得られたBTC残高が残っていればそこからの支払いが可能です。
すると、下のような画面に映ります。なにやら英語で注意書きが書いてありますが、要約すると、
「BTCの送金はこちらに送金する金額と、送金手数料の合計を入れてね。」
「BTC送金はアドレス表示から2時間以内に行ってね。」
ということです。(取引所から送っても大丈夫ですよ)
利用規約を読んでチェック入れて”Confirm”をクリックです。
表示されたアドレスにBTC送って、到着すれば自動的にマイニングが始まります!
マイニングプールの割り振り
BTCのマイニングは、ハッシュレートが大きいほうが有利なので、多くの場合グループを作ってマイニングしています。
主なマイニングプールは以下のような状態です。
https://blockchain.info/ja/pools?timespan=24hours
このうち、ハッシュフレアで使用できるプールは、
・AntPool 19.4%
・F2Pool 9.4%
・SlushPool 8.6%
・BW.COM 3.6%
・BTCChina 2.2%
の5つ。Poolは3つまで選べますので、私は大きい順に3つを選んで、ハッシュパワーを3等分して割り振っています。
設定は、ダッシュボードを開くと、プールという場所があります。そこの歯車をクリックすると、
下のようになります。Poolを選択して、割り振るハッシュパワーをスライダーで決定します。終わったら”保存”。
変更は1日1回だけ可能です。長い目で見たらこれが一番安定しそうと思っています。
自動再投資の設定
ハッシュフレアでは、マイニングで得られたBTCを追加のハッシュパワーの購入に充てることができます。これは設定しておけば自動で購入してくれます。
私としては、最初はハッシュパワーをどんどん増やしたいので自動再投資を設定しています。
こちらもダッシュボードを開いて、再投資をクリック
再投資したいものを選択して保存でOK!簡単ですね!
ちなみに、
Do not reinvest = 再投資しない
Reinvest in SHA-256 = SHA-256 (BTCマイニング)に再投資
Reinvest in Scrypt = Scrypt (LTCマイニング)に再投資
となっています。私はBTCに回しています。
以上でマイニングを勝手にやって、マイニングされたBTCで再度ハッシュパワーを買ってくれます。
もし、マイニングしたBTCを貯めたいな、と思ったときは、上記の再投資設定を”Do not reinvest”に再設定すればBTCがたまっていきます。
数年後、いくらになっているかが楽しみですね~